言った聞いてないはどちらが正しのか

確率的に。

言い換えれば、言ったことを忘れるのと、聞いたことを忘れるのとは、どちらがより起こりえるのか。言ったことを忘れるということは、言おうと思って言ったつもりになってしまうケースが多いと考えられる。対し、聞いたことを忘れるということは、別のことをしていて生返事してしまい、つまりそもそも聞いていなかった場合などが思いつく。どちらが多いと言われても感覚的にはわからない気がする。

然しそれぞれのケースを考えてみると、言わなければならない大事な用だったり、大切な相手に対してであれば、言おうと思っていたことを言ったつもりで忘れるということは考えにくいし、またしっかりと聞いておかないといけない用件や目上の人からの話だと、適当に相槌を打ったり生返事をするということはあり得そうにないから、結局のところ、言った聞いてないという論争になった場合については、会社でいうと偉い人や目上の人が言ったというのは言っていなかったり言ったつもりで忘れていたり、聞いていないというのは聞いていたのに聞くつもりがなく忘れてしまったりしたことが確率的に高い。つまりえらいやつが悪い。