安倍首相辞任

安倍が辞めよった。愉快愉快。

今日は月末金曜日。プレミアムなフライデーとは今日のことだよおっかさん。
飲みながら書いている。在任中は胃を痛めつけ、辞めるや否や肝臓を攻撃する。つくづく非道な野郎だよ。しかし愉快愉快。

なぜ愉快愉快。

前に何のために選挙に行くのかとといて、その心は他人のためと書いたっけ。
ではどの他人か？　

障碍者の例を引いた。
すべての人は障碍者のために投票すべきか。

そうじゃないよな。では誰のために投票すべきか。
は？　それは自分で考えような。

連合という組織が立民を支持するのは立民の政策が労働者の為になると考えているから（実際そうかどうかはわからない）。経団連が自民党を支持するのは日本の経済にとってプラスと考えているから（いや違う。自分たちの会社儲かるからという意見もあるけどそれは措こう）。

では「私」が○○党を支持するのは何のため、誰のためなのか？
自分のため、つまり自分の利益であれば、支持したところでほとんど何も変わらないので特定の政党を支持するほどの価値はないじゃないか。誰のためなのか？　「日本人」か。日本を外国の脅威から守りたいのか。「沖縄や福島の人」か。今の政策はひどいし、だから野党を支持するのか。で、そう思うのはなぜなのか。

自分の経験である。

これは必然。どこに投票するか。それを考えれば、おのずから自分の経験に突き当たる。自分の経験、記憶に向き合わざるを得なくなる。

自分が誰の為にしようとすることは自分がどういう人間なのかを知る、意外と最短で、最良の方法なのでないのか。

他人のためについて考えるときに自分かどういう風に考えているかがわかる。さかさまに言うと自分のためについて考えるときには自分がどういう人間かはわからない。ひとつは自分の欲望が邪魔をするから。ほかにもあるかも。

占いが好きな人がいる。その人は自分の未来が知りたいと願っている。自分がどういう人か知りたいと願っている。腕のいい占い師は、占う相手の望んでいることを言う。喜ぶことを言うのが占い師のコツ。あなたは悪いやつですと言われたら悪い気になる。だから、いいことを言われて当たってると思っても正しい自分ではない。
自分がどういう人間かを知りたければ、他人について考えるべし。ジコチューたる人間は自己を考えるがゆえに自己を知りえない。

結論が出た。
選挙に行くのは、他人のため。
政治について考えるのは、自分のため。自分を知るため。

結論は出たけど、外国に住まないと日本のいいところがわからないとか、よく言われていることの焼き直しのようでなんだかつまらない気がしてきた。

まあいいか。今日は愉快だからまあいいか。